2019.12 台湾旅行㊷の3

夕食の場所は,Cちゃんにおまかせしていました。Cちゃんは台北に住んではいない上,水商売歴も浅いので,林森北路近くのお店に詳しくないようでした。たぶん,旅行とはいえ40回以上も台湾に来て,いつも林森北路付近をうろうろしている自分の方が詳しいはずですけど,彼女がどんなところに連れて行ってくれるのか,興味があったのでお店選びを任せていたということもありました。

そして,ホテルから数分歩いて連れて行かれたお店は台湾料理のお店「梅子」。そうきましたか。

このお店は,「青葉」と並んで,近辺では有名な日本人観光客向けのお店。味はおいしいし何の問題もないけれど,台湾人に連れて行かれるとは思いませんでした。そして,10年くらい前にも来たことはあるけれど,せっかく連れて行ってくれたお店なので,もちろん何のためらいもなく入店します。Cちゃんは,私の思いに敏感に気づいて,「もっと観光客のいないお店がよかった?」とか聞いてきましたが,「おいしいお店だし,全然問題ないよ」と答えました。実際,日本人観光客向けのお店とはいえ,台湾人らしき人も多くいました。

大陸から来ている人も多くいる中,どこで台湾人を見分けるか,ですが,基本,食事中にお酒を飲んでいない人たちは台湾人と判断します。台湾人で食事中にお酒を飲む人はかなり少ない気がします。

ところで,台湾料理だけでなく,中華料理一般に言えることですが,おいしいお店でも困ることがあります。一皿の量が多いんです。2人で食事に行くと,あまりいろいろなものを食べられないことになります。

このときも,ビールを飲みながら何品か頼んだら,すぐにお腹がいっぱいになってしまいました。スープもおいしかったし,他の料理も本当においしかったんですけどね。

Cちゃんが働いているスナックまでは徒歩数分。開店まで少し間がありましたが,会計をしてゆっくり歩いて向かいました。途中にある果物屋で,少し果物を買って持って行きました。

スナックに着いたら,あとは普通にお客とホステスの関係です。このときは金曜日だったので,すぐに混んできました。知り合いの駐在員のFさんを呼んでお酒を飲み,カラオケをしていましたが,長時間飲んで,酔っ払ったので,閉店前に帰りました。

年明けにまた会えることがわかっていたので,素直に帰り,翌朝早朝の便で,東京に帰ったのでした。

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